駅で困っていた視覚障がい者を助けられなかった話

最近、YouTubeで「NotAlone~みんなひとりじゃない~」というチャンネルの動画をいくつか見ました。このチャンネルは、街で困っている人を見かけたときにどうするか、街の人たちをモニタリングする動画を多く公開しています。

動画内の人々は、困っている人を見かけると声をかけて優しく助けているのですが、それを見ながら「自分にはこんなことできないかも」と思っていました。

そして今日、駅の改札外の乗り換え通路で視覚障がい者の方が前を歩いているのを見かけました。広めの階段を白杖を使いながら登っていたのですが、通勤ラッシュで人が多く、階段はほぼ埋まっていました。

「NotAlone」の動画を思い出し、「助けたいな」と思いつつも、少し離れた位置でその方の後ろを歩いていました。

階段を登り切った後も、視覚障がい者用の黄色い標示を確認しながらゆっくり進んでいたため、だんだんと自分との距離が縮まっていきました。その間、多くの人がその方の横を通り過ぎていきました。

自分は声をかけるかどうかためらいながら、後ろを歩いていました。そんなとき、突然その視覚障がい者の方が止まり、驚いて避けようとしましたが、軽くぶつかってしまいました。

その瞬間、「すみません…」と小さな声で謝ったかどうか、よく覚えていません。ただ、たぶん自分の声にはならなかったような気がします。そしてそのまま自分の行き先へ進んでしまいました。

後から思い返すと、その方は怯えた声で「すみません…」と言っていた気がします。そのとき、自分はヘッドホンをしていて、状況をうまく把握できていなかったのです。

改札に向かう途中で、すれ違った女性がその視覚障がい者の方に駆け寄っていくのが見えました。振り返って確認はしなかったのですが、きっとその女性が助けてくれたんだろうと思います。

自分は結局、何もできなかったばかりか、ぶつかってしまって驚かせてしまいました。後悔の気持ちが湧きましたが、「NotAlone」の動画を見てもやっぱり難しいことだと感じる部分も大きかったです。

その後、駅で困っている視覚障がい者について少しだけ調べてから、日常に戻りました。

正解がわからないし、助けることが必ずしも良いとも限らない…。でも、こういう気持ちを持っていること自体は大切だと思い、この出来事をブログに書きました。

次にもし似たような状況に遭遇したら、まずはヘッドホンを外して周りの状況を確認し、「自分が声をかけるべきだ」と感じたら、勇気を出して行動しようと思います。

ヘッドホンをしていたことが悪いわけではないけれど、慣れていなくて何をすれば良いかもわからず、結果としてうまく対処できなかっただけなので、次に活かしたいと思います。

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